見たか、頭の中の

3.19 日記
三鷹へ。
当時付き合っていた(追っかけてきたから向き合うことにしたらすぐに逃げられた。誕生日にプレゼントするはずだったTシャツは今も自分で着ている)彼氏との(高速で作った)思い出がいっぱい。
そんな地を、ベビーカー押して家族三人で歩く。駅に散歩マップがあったので貰って、参考になりそうじゃない、と夫に見せるも、一度も開いてくれなかった。モヤ。まあ良い。吉祥寺まで歩く。
夜は、前から食べてみたかったスリランカ料理の店に行く。なんだかココナッツの味が多め、ちょっと苦手だった。スパイスは嫌いではないが、しばらくいいやと思った。
アイス買って帰宅。


3.20 思ったこと
調子が良い時のわたしは、我ながらべらべらっと喋るが(ベラベラではない。音のままのダラダラしたイメージ。その感じ方にも個人差あるか。日本語は擬音語・擬態語が難しい。考えて使ってみるも誤っているようで、笑われてしまうのだと、外国の人が言うのをよく耳にする。自分は日本語ネイティブだけど、結構好きなように使っているなと思うし、日本人は彼らのそれを訂正すべきではないと思う。決まりなど気にせずに、無意識、「感覚」で話したい。あとは一人称も気分で変えたい、せっかく色々あるんだし。私わたしあたし)、自分ではわりと気に入っている。これに好意的で、欲を言えば密かに愛していてくれる人と、一緒にいたい。密かでいい。愛してくれ。結婚て何なんだろね、本当に。百二十回目のターン。


3.21 日記
久々の中野。ブロードウェイ、タコシェで少々トリップ、あの並びでは味薄めな、ノーマルな書店を一周して一旦心を鎮める。その後は人形専門店でBlytheを舐めるように見たり、カード売買の店のビックリマンパチもんにくぎづけになったりした。ポーっとした頭のまま中野セントラルパークの芝生の広場へ移動したら、真っ直ぐ歩けない程の突風に見舞われ、爆笑。子ども、大興奮。あれで戻ってきた気がする。
買い物して帰宅。
赤魚の開きに(おろしてくれるというので)大根おろし、トマトと卵の炒め物、長葱の味噌汁。少し酒を飲む。ほろ酔いでいつもに増して饒舌な夫の仕事論を、洗濯物を畳みながら(作業は抑止力。そんな、自分で言わなくても、そこは尊敬してるってば、みたいなことを言ってしまわぬ様)、聞く。すごいねって言ってあげるのが妻の務めか。心が狭くてごめんね。感じるべきなのか不明な、ぼんやりした罪悪感。
深夜三時、勿論寝ている。ちょっと手を握ってみた。でかいな